色彩
一枚の絵をめぐる二人の物語
【 あらすじ 】
大正から昭和へと切り替わる頃。
画商を営んでいる結崎は、一枚の絵画を手に入れた。
白い紙に白い顔料で描かれた大輪の牡丹。
その不思議な絵の虜になってしまった結崎の元に、
絵画の制作者から手紙が届く。
「あの絵を譲ってほしい」と。
一枚の絵画を巡る二人の恋物語。
【 登場人物 】
結崎 冴(ゆいざき さえ)
東京の片隅で細々と画廊を営んでいる。
佐伯の作品から色彩が失われなかったのは
彼が保護したおかげである。
「こんなにも素晴らしい絵を描くのに、何故あなたはそれを嫌うのですか」
「どうしても、画伯でなければいけないんです。あなたの代わりなど存在しないのだから」
佐伯 仁(さえき ひとし)
古い日本家屋に住む画家。
多岐にわたる作品を見た後世の評論家は言う。
『色彩の芸術家』と。
「どうして好きになれるのかわからない。時を経るごとに色彩は失われていくというのに」
「私はね、壊れているんだよ。そんなものを愛するというの?」
【 注意事項 】
男性ふたりの恋愛を描いています。
年齢制限を設けるような描写はありません。
【 色彩 】
00:色のない世界
01:鴇色(ときいろ) *new*
02:珊瑚色
03:唐紅(からくれない)
04:金赤(きんあか)
05:黄丹(おうに)
06:臙脂(えんじ)
07:茜色(あかねいろ)
08:赤錆色(あかさびいろ)
09:褐色
10:琥珀色
11:土色
12:小麦色
13:卵色
14:向日葵色(ひまわりいろ)
15:刈安色(かりやすいろ)
16:鶸色(ひわいろ)
17:若草色
18:松葉色
19:苔色
20:鶯茶(うぐいすちゃ)
21:抹茶色
22:砂色
23:朽葉色(くちばいろ)
24:緑青(ろくしょう)
25:青磁色
26:百群(びゃくぐん)
27:甕覗き(かめのぞき)
28:藍色
29:瑠璃色
30:群青色
31:藤納戸(ふじなんど)
32:藤紫(ふじむらさき)
33:菫色(すみれいろ)
34:古代紫(こだいむらさき)
35:牡丹色(ぼたんいろ)
36:赤紫
37:白
38:生成り色(きなりいろ)
39:墨(すみ)
40:黒
00:色のない世界
【 お題提供者 】
避難生活40題さま
(http://p28.aaacafe.ne.jp/~escape/100t.html/)
『本当に色で四拾題+1』を お借りました。
(2004年07月下旬に 使用連絡板にて使用報告しております)
サイトは閉鎖されたようです。
(もし移転されているようでしたら ご連絡ください)